■共同湯タイプの日帰り温泉
共同湯と呼ばれている施設は、古くからの温泉地に多く、
昔ながらの雰囲気を髣髴とさせるような趣のあるところが少なくありません。
「共同湯」というのは、温泉を利用した銭湯みたいな感覚で利用できる場のようなものですから、
設備が完備されているというより、銭湯に近い形の簡単な設備のことが多いようです。
ただし、地元の人が銭湯のように日常的に利用しているようなところが多いので、
地元の人が多く、地元以外の観光目的の人はなかなか入りづらいというところもあるようです。
中には、本当に狭い地域で地元の人たちが利用するために作られたという無料に近い温泉もあったりします。
そういうところでは、地元の人以外は利用できない場合もありますので、事前に調べた方がよさそうです。
そういう共同湯的な日帰り温泉は、あくまでも地元の人が優先なので、
もし、利用する場合には使わせてもらっているという気持ちを忘れずに!
せっかく好意で地元の人以外も利用できていたものが心ない行いをしたり、マナーが悪かったりする人が多くなると、
「地元民以外はお断り」になってしまいかねませんから。
■日帰り温泉
温泉はゆっくりと何日か滞在して疲れを癒すものというのが昔は当たり前でしたが、
現代人は忙しく、そんなにたくさんのお休みを取れるような人はそうそういません。
そこで手軽にお休みがまとまって取れなくても温泉でリフレッシュした〜いという人が増えてきたのかどうかは分かりませんが、
温泉ブームというものが出てくると、あちらこちらの地方自治体が温泉の掘削をするようになって、
そこで温泉が出ると、公共の施設として宿泊を伴わない、日帰り入浴だけの温泉が各地で建てられました。
それが一般的に「日帰り温泉」と言われるものです。
その「日帰り温泉」は、料金が安く、大抵200〜500円ぐらいで入ることの出来る施設が多く、大変人気が出てきました。
■温泉旅館の日帰り入浴OKタイプの日帰り温泉
その日帰り温泉施設とは別に、既存の温泉旅館が宿泊ではなく日帰りでの利用も受け入れるようになりました。
これは、不景気などで観光客が減少し、泊りがけでの旅行に行こうという人の絶対数が減ってしまったことも背景にあるようです。
それまでは、宿泊中心でちょっと高嶺の花かなぁと思っていた温泉宿が
日帰りにも力を入れるようになったのは、温泉ファンには嬉しいことですよね。
■健康ランド&スパリゾート型日帰り温泉
公共の施設や温泉旅館とは別に、温泉娯楽施設というような大規模な施設も増えてきています。
よく「健康ランド」なんていう名前がついた看板を見かけたことはありませんか?
今までは銭湯をちょっと大きくしたようなところが多かったのですが、最近の日帰り温泉ブームで、
たくさんの浴槽やプール、何種類もの露天風呂を作った娯楽型の温泉という感じに形を変えつつあります。
最近では、都心にもそういう大型の温泉施設がオープンして話題になっていますから、知っている方も多いのではないでしょうか?
そういうところは、プールやサウナがついていたり、整体コーナーがあったり、岩盤浴があったり、
24時間利用OKだったり、と温泉以外にも色々楽しめるところが多いです。
マナーは守って利用しよう・共同湯
昔から湯治場や温泉街として栄えてきた温泉地には、大抵「共同湯」と言われる銭湯的な要素を持ったところがあります。
参考までに、共同湯のある温泉の一例です。
有名な共同湯のある温泉地
北海道:函館・湯の川温泉
東北:青森・奥薬研温泉、黒石温泉、岩手・湯田温泉、秋田・玉川温泉、小安温泉、
山形・銀山温泉、赤湯温泉、上山温泉、蔵王温泉、小野川温泉、
宮城・鳴子温泉、遠刈田温泉、秋保温泉、福島・飯坂温泉、土湯温泉
関東:群馬・草津温泉、伊香保温泉、栃木・那須温泉、神奈川・箱根温泉
中部:新潟・妙高温泉、越後湯沢温泉、長野・別所温泉、野沢温泉、静岡・熱海温泉、伊東温泉、岐阜・下呂温泉
近畿:兵庫・有馬温泉、和歌山・白浜温泉
中国:岡山・湯原温泉、鳥取・三朝温泉
四国:愛媛・道後温泉
九州:大分・由布院温泉、別府温泉
共同湯は、元々は地元の人が利用するために作られたもので、その管理は地元の人が行い、
銭湯感覚で利用できるように、無料〜300円程度の料金で利用できるようにしているところがほとんどです。
地元の人が利用するのが大前提なので、温泉旅館のように設備も整っていないし、
浴槽も洗い場もそんなに大きくはないというところばかりです。
中には、温泉の効能が薄れるので、石鹸やシャンプーの使用は禁止と謳っていたり、
貴重品を預けるためのロッカーもなかったりするところも多いです。
なので、設備が整っていて、新しい施設じゃないと駄目という人には向かないと思います。
共同湯のいいところは、地元の人に混ざって素朴な雰囲気も味わえるところ、泉質がいいところなどがよく言われます。
温泉本来のお湯と雰囲気を楽しみたいという人には、おすすめです。
地元の方に利用させてもらうという気持ちを忘れずに利用しましょう。
リーズナブルさが魅力・日帰り温泉施設
ちょっと地方に行くと、新しくて綺麗な日帰り温泉がたくさんあります。
ほとんどの日帰り温泉が自治体や第三セクターで運営されているもので、
料金は平均的には大体300〜500円というところが多いようですが、
料金も安い日帰り温泉では200円台のところもたまにあります。
プールなどが併設されていたりすると、もう少し料金が上がってしまいますが、
四人家族全員で出かけても、2000〜5000円もあれば、十分に温泉を楽しむことができます。
ちょっとした遊園地に行けば、そんな金額では足りませんから、そういう意味では娯楽としてはかなりリーズナブルな娯楽ですよね。
郊外型の日帰り温泉のいいところは、広い駐車場が完備されている点でしょうか。
中心部ではなかなか車を停めるスペースを確保しにくく、駐車場があまりない場合もありますが、
郊外の日帰り温泉ならそんな心配はありません。
その道中も寄り道をしたりして、ちょっとした観光気分も味わえるので、日帰りのレジャーとしては垂オ分ないですよね。
ただ、難点もあって、料金が安くて、施設が新しかったりすると、たくさんの人が訪れるので、
土日や平日の夕飯後の時間帯はすごく混むんです。
それさえ気にならなければ、リーズナブルな料金で温泉を楽しめるので、あまり混まない時間帯や曜日を狙えれば、おすすめです。
そういうところは、回数券も販売しているので、家族四人で3回ぐらい行くのなら、断然回数券の利用がお得です!!!
日帰り温泉施設は、当然日帰りでの利用が前提ですが、
中には和室などの個室を貸し切って1日滞在ということもできる施設もあります。
昼食つきのプランも用意している日帰り温泉もありますから、そういうプランを利用してみると、
温泉旅館にいるみたいでさらに旅行気分がアップすることでしょう。
料金的には入浴料込みで食事がついて大体1500〜3000円ぐらいが多いようです。
食事なしだと、1000円くらいというところが多いでしょうか。
個室を借りて、お弁当などを持ち込むことが出来るところもあるので、
そういうところを利用すれば、あまりお金がかからず済みます。
日帰り温泉の施設を探すには、インターネットの日帰り温泉を紹介しているホームページや
旅行会社から出ている日帰り温泉ガイドなどが参考になります。
インターネットで検索する時は、「○○(行きたい場所の地名) 日帰り温泉」などと入れて、検索するといいですよ。
日常から離れてリッチな気分に・温泉旅館の日帰りプラン
温泉観光地で温泉旅館がたくさんあるところであれば、
日帰りでお食事と和室での休憩がセットになっている「一日湯治プラン」みたいなプランを用意している宿もあります。
宿の中には、宿泊客のいない時間に限定して日帰り入浴可能としているところもありますので、
日中の時間帯の利用であれば、大丈夫だと思います。
日帰り温泉施設と比べると料金がかなり高くなりますが、こちらは温泉だけでなく料理も売りのプロの旅館ですから、
値段が少し高くなってしまうのは仕方がありません。
その代わり、宿泊しないと食べられなかった一流の温泉旅館のお食事が宿泊しなくても食べられるのですから、やはりお得です。
料金的には、3000〜5000円というのが目安でしょうか。
それでも宿泊すれば日帰り温泉で利用する料金の4〜5倍はかかる温泉旅館が多いですから、やっぱりお得ですよね。
料金は、入浴のみの利用でも大体500〜1500円くらいというところが多く、
日常的に利用できるという金額ではありませんが、泊まらなくても温泉旅館の豪華な雰囲気が味わえるのは、
日常と環境を変えて、リフレッシュしたいという人にはかなりおすすめです。
宿によっては、入浴のみの利用は不可で食事とセットでしか利用できないところもありますので、
予約しなくてはいけない場合もあるので、事前に確認をした方がいいかもしれません。
バス会社や旅行会社などが主催・企画する「日帰りバスツアー」などのプランにも「日帰り温泉ツアー」のプランが出ています。
車を運転するのが面倒、車がないので電車で出かけると移動が大変、という人は、
現地までの移動が楽なバスツアーを利用してみるのもいいですよ。
そういうツアーを見つけるには、旅行代理店に行って、日帰りで温泉に行きたいのだけど・・・と相談してみるといいでしょう。
インターネットで探す場合は、「日帰り温泉 ツアー」などと入れて検索してみるといいですよ。
文章素材集 -
日帰り温泉